昨年もO,HOで蒸機,電機,電車,客車など色々と手がけましたが,中でも3条ウォームによる蒸機の走行性能の改善が進みました.パシフィックやノーザンなどの改造は難なくできるようになりましたので,徐々に関節機などの難題に取り組んでいます.
今回の年越し運転に登板するのは,ユニオンパシフィック鉄道の9000です.この機関車は,天賞堂のアメリカ型蒸機の最後を飾る製品で,本誌の1994年3月号で紹介されています.軸配置4-12-2の3シリンダー機という難しい題材を見事に製品化しているのですが,残念なのはフル可動する3シリンダーの機構が走行中には見えないこと.それが3条ウォーム化により,裏返して手で動輪を回しながら動きが楽しめるようになりました.こういう利点もあるのです.
さて年越し運転では,ボックスカーを連ねて23時50分から周回を開始,そのまま新年を迎え,20分間走行しました.今年は,長男と2人での年越しで,初日の出を見に行った次男は欠席でした.
皆さま,今年もよろしくお願いします.