
年越し来宅した孫2人(長女の長女11歳と,次女の長男3歳)の興味に合わせようと,今回はTOMIX製の「東京ディズニーランド ウエスタンリバーレールロードセット」((C)1983 WALT DISNEY PRODUCTIONS)を引っ張り出しました.
1:80縮尺,軌間9㎜のナローゲージで,長さ200㎜のストレートレール6本,半径200mm(45度)のカーブレール8本を組み合わせて,床上に長さ1,025mm×幅425mmのコンパクトな小判型エンドレスを敷設.この線路上に,東京ディズニーランドのアトラクション“ウエスタンリバー鉄道”を走る蒸気機関車+客車3輛編成の列車を乗せます.先頭に立つのは,1B動輪に2軸テンダを配した機関車“リオグランデ”で,大きな煙突と前照燈,いかめしいカウキャッチャーなど,西部開拓時代から抜け出して来たようなスタイルが特徴です.従える客車3輛の愛称も“リオグランデ”で,大きな段の付いた二重屋根,手すりが設けられたオープンデッキから座席・台車に至るまで,西部開拓時代の姿がそっくり再現されています.
ロッドをせわしなく回転させる蒸機,カタン,カタンと軽いジョイント音を響かせる客車が,ともに急曲線上をクルクルと可愛げに走り回る姿を3人そろって至近距離で眺めながら,年末から年始にかけての10分間を心穏やかに,そして楽しく過ごしました.