0103-松永美砂男

毎回,可部線の列車で年越し運転をする私のためにトミックス様が発売して下さった(違う?),“国鉄72,73系通勤電車(可部線)セット”を運転すれば簡単なところですが,いつものように自分で製作した車輛で年越し運転です.
 昨年の新作はクモハ11117.当時可部線の17m級国電では最古参.1976年の“さよなら運転”で使用されるはずが,直前の踏切事故で運用離脱.しかし幡生で保管され“準鉄道記念物”に指定されていたのですが,昨年解体されてしまったようです.
 模型はグリーンマックスのクモハ12040の改造.可部線17m級国電の中では唯一ドアの窓が3段なのが特徴です.ところが,このことに気づいたのが引退後に写真を見ていたときなのです.当時可部線に乗車するときは殆ど家族親戚と一緒でいつも改札口に近いクハ16に乗っていたので,クモハに乗る機会がなかったからだと思います.ついでにドア窓には“半自動扉”と表示されていましたが,冬期でも“全自動”で手動扱いに遭遇したことはありません.始発駅や長時間停車のときに閉めようとしても閉まらない思い出ばかりあります.
 さて模型が完成したのが12月31日16時20分.レイアウトセクションと仮説エンドレスの試運転が20時20分.本番運転が23時50分からという,慌ただしさ.次回こそは余裕を持って模型を完成させ,新作可部線レイアウトで運転したいものです.