2024-008
昨年は卓上運転板でMinitrainSのPLYMOTH B型DL+ナベトロ2輛(HOe)での年越し運転をレポートさせて頂いた“津島地方鉄道”線ですが,今年は大晦日の午後に1時間の突貫工事で開通させたダイニング一周のKATOのユニトラック(16.5mm軌間)の4号線(線名未定)で委託品で入手したROCO社製の・B1044型電機+ユーロフィマ客車2輛(2等荷物車+2等車)で行うべく準備をし,夕方までの試運転では問題なく順調でした.
 4号線は食卓の周りを走行する関係で用地買収時に「食事時間帯には線路を撤去し食事の邪魔にならないこと」という厳しい制約条件があり,夕食前には一時線路を撤去しました.
 その後23時過ぎに再度線路を設置し,まず機関車のみで試運転を実施したまでは良かったのですが,客車を連結すると,なぜか機関車が全く動きません.救援機のSBBのRe460電機にカマ替えしても同様で全く動きません.「さて,困った!」と色々調べますが客車の車輪がショートしているわけでもありません.ふと気が付くとパワーパックの電源パイロットランプの緑色LEDが点燈していないことに気が付きました.どうもパワーパックに不具合が起きている様でしたが,代替の用意も無く本年の年越し運転は不可能となり,規定時間の2023年23時55分~2024年0時05分までに復旧・運転再開をする事はできず,リタイヤとなってしまい大変残念です.
 個人的にも昨2023年は業務上で夏場に“日なたの草抜き”が続き,後半は夏バテに悩ませられる一年間で,鉄道模型も鉄道撮影もままならぬ状況で,他の未成線の9mmナローの“1号線”(砕石輸送のひょうたん形エンドレス+側線1本)や9,12,16.5mmの3重エンドレス運転板の“3号線”なども開通はしているものの工事推進は一昨年からまったく進んでいない状況でした.
 当鉄道では,2024年の先行が不安なスタートとなりましたが,皆様の鉄道では良い1年が訪れる事をお祈りしています.