14-上谷祥一-03-20192019-02
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14-上谷祥一-02-2019
今年も年越し運転を実施しましたのでご報告致します.今年も例年通り,帰省先の神戸の実家にて実施しました.
 さて今年は,1969/昭和44年にアポロ11号の人類史上初めてとなる月面着陸・探査から50年という大きな節目を迎えます.文化史上では国民的アニメ「サザエさん」が放送開始50年,鉄道史上でも,明治の鉄道開業から続いてきた等級制運賃が単一運賃制に改められて,グリーン料金制度が導入されてから50年,またEF66と共に後のブルトレの顔になるEF65 1000番代PF,EF81の運用が開始されてから50年になります.
 鉄道模型史上ではムサシノモデルが創業50年を迎え,天賞堂模型部が創立から70年になります.あと私事ですが,我が母校の関西学院大学が今年で創立130周年を迎えます.
 そこで平成最後となる今回の年越し運転は,アポロ11号の月面着陸50周年,ムサシノモデル創業50周年,並びに天賞堂模型部70周年を記念してムサシノモデル,天賞堂のブラス製機関車を中心にして,16番日本型にて行いました.
 まずはムサシノモデルのブラス製機関車です.EF65 500番代P型501号機,EF65 1000番代PF三次型1027号機,E65 1000番代七次・八次型1098号機(すべて2014年製品),続いてEF66二次型(PS17パンタグラフ)ブルトレ牽引仕様48号機,EF66 901号機(PS22交差パンタグラフ)ブルトレ牽引仕様(共に2009年製品),さらにDD51 625号機 鳥栖機関区ブルトレ牽引仕様,DD51 1115号機米子機関区,DD51 1121号機米子機関区(ずべて2011年製品)と,計8輛のムサシノモデルのブラス製機関車が揃い踏みしました.ウッ………,申し訳ありません.
 次は天賞堂製のブラス製機関車です.EF58 47号機宮原機関機区(2011年製品),EF58東海道時代SGタイプ(2006年製品),ついでEF65 500番台P型(2007年製品),EF65 500番代F型ヒサシ付き(1998年製品),EF65 1000番代PF(2008年製品),EF15(2010年製品),C62 2号機北海道タイプ・カンタム非搭載仕様,C62 3号機北海道タイプ・カンタム非搭載仕様(共に2013製品)と,こちらも計8輛の天賞堂のブラス製機関車が揃い踏みしました.
 今年はグリーン車誕生50年ということで,年越し運転初の青15号塗色の客車列車が登場しました.まず青15号塗色のスハ43系の改装タイプ(KATO製)を中心にして,スロ62冷改(TOMIX製),マニ60(1996年天賞堂製)を組み込んで,ニセコ(偽コ?)風編成を組みました.次に青15号塗色のナハ10系の座席車,B寝台車(TOMIX製)を中心にして,A寝台車となったオロネ10(TOMIX製),オロ11グリーン車仕様2輛(2015年天賞堂プラ製品),マニ36(1997年天賞堂製)を組み込んで,急行「日南」編成を再現しました.昨年はブルートレイン登場60周年だったので,20系客車8連(KATO製),14系14型客車7連(TOMIX製),24系25形客車7連(KATO製)から成る寝台特急編成もスタンバイさせました.あと馴染みの模型店でこっそり貰った「天賞堂模型部60周年記念ロゴ入り貨車」を中心に,アクラス,カトー,天賞堂製の2軸貨車群も用意しましたが,走らせる事が出来ずじまいで残念です.
 パワーパックはカツミ製KY-301を2台使用しています.最大出力16V,容量3A,トランジスタを用いた電圧制御で,コアレスモーターを搭載したブラス製ロコもストレスなく走らせることができ満足しています.
 レールはカトー・HOユニトラックのR730とR790を使用して複線エンドレスを設置,渡り線,引き込み線を設けました.時間は31日の23時頃から,1日の1時頃まで行いました.
 今から40年ほど昔,カツミ製の機関車がまだ2万円で買えた時代,既に天賞堂の機関車は6万円近くしてメルクリンと共に高値の花でした.子供ながら,あんな高い模型は「どんな人」が買うのだろうと思ったものです.そして大人になった今,その「どんな人」になった私ですが,42万円のC58を見て,今やHOスケールのイモン製蒸機より高価になった,いや欧米型のブラス製HOゲージの機関車よりも高価になった16番ゲージの蒸機を買うのは,再び「どんな人」なんだろうと思うしかありません.一方で40年前,機関車1輛が5~6万円近くしたメルクリンの鉄道模型でしたが,大阪府H市にあるメルクリン公認ショップのサイトを見ると,値段は変わらずに模型の外観が良くなり,サウンドや発煙などのギミックまで付いた模型が販売されています.両社の模型に対する姿勢の違いはなんでしょうか?無論,ムサシノモデル製の機関車も高価ですが,EF65やDD51が再々生産されているのは,モデルに値段以上の出来栄えを感じるからだと思います.(他所が作ればもっと高くなると).
 年月が経てばブラスモデルの高値や製造メーカーの頂点が移ろいで行くのは仕方がない事かもしれませんが,せめて模型の上では様々な列車が活躍した佳き時代の再現を目指して,これからも機会があれば年越し運転を行いたいと思います.

追伸)昨年,娘のアスカが16番日本型で鉄道模型デビューしました.わたしと同じ6才でのデビューです.8畳間でエンドレスを敷き,車輛は退役した最初期ロットのKATOのDD51とスハ43系4輛です.パワーパックはカツミのKP41で40年前に購入した古い製品です.掲載されるか分かりませんがエア娘でない証拠に写真を同封しています.もう少し大きくなったら一緒に年越し運転をしたいのですが,目下,最大の障害は「プリキュア」に「ポケモン」,そして「ティラノサウルス」と「シン・ゴジラ」です(苦笑).
14-上谷祥一-01-2019